公園都市線開業に合わせて登場した2000系です。公園都市線は3連ですが、このように4連も2本だけながら存在しており、新開地にも顔を見せます。
ドアです。本当にこれだけでどこの会社の何系かを答えろと言われると、余裕で間違えられる自信があります。この頃はまだLED表示機などは設置されていません。
車端部です。仕切り扉は窓が大きなものです。妻窓もしっかり設置されています。
最前面です。乗務員室仕切り扉は右側に寄っており、運転台側の窓が大きくなっています。ワンマン運転を考慮したのでしょうか。ただ、都市型ワンマン列車のため、運賃箱や運賃表示機などはありません。遮光は横引き式のカーテンとなっています。
天井です。蛍光灯にはカバーがかかり、ラインデリアも見た目は連続風に見せています。
座席です。ドア間はお馴染み、4+4の8人掛けです。袖仕切りは両側がモケットとなっている阪急車とは異なり、外側は化粧板仕上げとなっています。
車端部です。3人掛けとなっています。座り心地は柔らかいものです。長距離の乗車では座り直しがいりそうです。また、色こそ合わせられていますが、モケットはアンゴラ山羊の毛ではありません。消火器は少々出っ張っています。
最後に車椅子スペースです。スペースのみの提供で、付帯設備は握り棒のみとなっています。スペース横の座席は2人掛けです。