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Channel: 車内観察日記
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大阪市交 新20系 第二期リニューアル車

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新20系のリニューアル車もだんだんと増えてきた気がします。今回は30000系に接客レベルを(良くも悪くも)近づけた第二期リニューアル車をお届けします。



スリットの入った号車表示も見慣れてきました。


今回紹介するのは中央線の24系50番台。50番台といえば、元は大阪港からコスモスクエアまでを結ぶ大阪港トランスポートシステムが所有していたOTS系を、大阪市交中央線への譲渡と共に24系に編入した際に与えられた番号だったのですが、それらは全て谷町線へ転属し22系50番台となったため一旦廃区分となっていたのですが、最近20系1本が廃車となったため、その穴埋めとして四つ橋線から23系1本が転属となっています。この影響で久々に50番台という区分が復活し、原番号+50を足した番号で中央線で運用されています。


車内です。雰囲気はリニューアル前当時と大きく変わっていませんが、所々に変化が見られますね。


ドアです。化粧板が貼られたドアは窓も必要十分の大きさです。かつてはドア上にLED表示機が千鳥配置で設置されていましたが、それがLCDディスプレイへと変わっています。片面のみの設置で、運行案内を流しています。


またドアの開閉ランプも取り付けられました。66系では阪急に合わせるためか両側2灯配置だったのですが、新20系では中央1灯配置となっています。


車端部です。画像は優先座席のものです。下まで伸びた仕切り扉の窓が気持ちいいですね。


そして一般座席、車椅子スペースを有する車端部です。大阪市交の車両は、地上区間走行の有無を問わず妻窓があるのがいいですね。


最前面です。仕切り窓も相変わらず大きいですが、先頭を走る場合は左側の大窓は遮光されます。


天井です。照明がLEDとなり、従来あったカバーが廃止され、蛍光灯のように見えるカバーとなっています。実質剥ぎ出しに近いようになりましたね。つり革は一部がバンドを長くしたものになっています。

天井二枚目、車端部です。冷房装置が載っているため少々低くなっているのは変わりません。この画像だと、照明の形状がよく分かりますね。車椅子スペース側は支持棒で支えられたつり革となっていますが、座席側は名鉄のように直接ぶら下がる仕様としています。なぜでしょう・・。


窓です。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプのままで残っています。

座席です。ドア間は1人減少の6人掛けとなっています。その分座席幅を増やしたそうな。袖仕切りは肘掛を兼ねた板状のままで残っており、外側を化粧板、内側をモケット張りとしている点も変わりません。


車端部は3人掛けです。座り心地ですが、この座席はなぜだか座面先端がやたら強調された仕様になっており、腰が奥に落としこまれる不思議な感覚を持ちました。あまり気持ちがいいものでは有りません。


優先座席は青いモケットとなっています。

車椅子スペース改めフリースペースです。握り棒・非常通話装置・固定用具が備わります。

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