Quantcast
Channel: 車内観察日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2034

JR東日本485系 K1編成

$
0
0


新潟車両センター、かつての上沼垂と言えば、現代に生きる485系の最大配置運転区となっています。日本海縦貫線で花形特急列車を数多く受け持っていた時代は、様々な場所から集結した485系がたむろしており、形態・車内・座席などが車両ごとに異なっていると言っても過言ではない程のカオスっぷりを発揮していたことで有名でしたね。今回はそんな中の1編成、国鉄色に塗られたK1編成を紹介しましょう。秋田や青森に配属されていましたが、最後は新潟に落ち着いていました。かつて臨時急行「能登」や臨時快速「ムーンライトえちご」などの夜行便でお世話になった人たちも多いのではないでしょうか。この後、秋田に回送されたそうな。嗚呼・・。



デッキ、ドアです。化粧板が貼られていない昔ながらのタイプとなっています。デッキは埋められていますね。


そしてこちらはタイプ違い。周りの化粧板が柄入りのものになっていますね。

ゴミ箱は外に張り出したタイプです。側面には消火器も収納されていますね。


トイレです。中は和式となっています。


洗面台です。電球色で凝った創りとなっている照明など、何となくバブルの残り香を感じることが出来ました。

通路には鏡も設置されています。


車内です。座席辺りを中心に国鉄時代からはかけ離れた印象となっていますが、周りがそれについて行けてませんでしたね(苦笑)

デッキ仕切りです。仕切り扉は黄色の引き戸で、細長い窓が入っています。


こちらはバージョン違い。窓が大きくなっただけでなく、センサーによる自動扉となっています。


天井です。集中クーラーがのっかったゴツいイメージは国鉄時代から変わっていませんでした。


窓です。日除けは横引き式のカーテンとなっています。


座席です。フリーストップ式のリクライニングシートで、3000番台とほぼ同様の座席ですね。ただ、モケットが観光バスのような落ち着きの無いものになっているのが何とも・・(^^;; ちなみに、新潟方先頭車は、かつてムーンライトえちご運用時にレディースカーとして運用されていた関係上、モケットがピンクとなっています。肘掛先端には、リクライニングボタンの他に座面スライド用のボタンもあります。座り心地ですが、この座席に共通することとして硬め志向であることと、多少の座面スライドやリクライニングをしないと安定した座り心地が期待できないことに有ると思います。デフォルトでの乗車は中々厳しいかと思われます。


デッキ仕切り際のテーブルは固定式の細長いものです。

国鉄色485系の廃車、まだ新潟に1本が残っているとはいえ、一時代の終焉を感じます。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2034

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>