和歌山と言えば、ミケネコ駅長でお馴染みの和歌山電鐵が有名なところですが、あちらが車両を大改装して乗客を集めているのに触発(?)されたのか、元所有先である南海にも観光電車が登場しました。
「めでたいでんしゃ」という愛称があり、加太の海の幸である鯛や、乗るだけでめでたく感じる、愛でたい存在…と色々な意味がったり(^^;; そして、家系図的には電車と鯛とのハーフなんだとか(笑) 和歌山市からの加太線普通車に使用されており、運行予定も公表されています。
車内です。従来のグレートーンな雰囲気から一転、紅白が目立つ装いとなりました。さすがめでたいでんしゃ。
ドアです。両開きなのは変わりませんが、化粧板が赤色になっています。そして目をひくのが魚形の吊革。こちらから見ると本当に泳いでいるようです。
車端部です。画像は和歌山市方の車両です。パーツ自体はそのままですね。
加太方の車両の車端部です。座席のモケットが異なっています。
最前面です。運転台側の窓は着色ガラスとなっています。そして車掌台側の窓の幅が狭いのもやはり気になります。
天井です。蛍光灯が電球色となっています。吊り広告はヒラヒラした紙に変わっています。湯引きでしょうか?
窓です。日除けの柄はやっぱり鯛なんでしょうか。
座席です。オールロングシートで、モケットをめでたいでんしゃ柄に貼り換えています。着席定員自体はドア間7人掛けで変わりません。
車端部の3人掛けです。先程の座席と比べてモケット色が反転しています。
車椅子スペースを有する車端部の座席です。2人掛けに短縮してスペースを捻り出しています。故にスペースは少し狭いですね。
なぜか雛人形。一応ゆかりがあるようですが…。
新しい和歌山の名物、多くの観光客を乗せて今日も走ります。
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南海7100系「めでたいでんしゃ」仕様車
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