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Channel: 車内観察日記
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京阪600形

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大手私鉄でも路面電車区間を持つ特異な京阪電鉄。京阪と言いながら全区間滋賀県を走っている石山坂本線で活躍しているのがこの600形です。京阪系統で新塗装化が完了したのを尻目に旧京阪一般車塗装を維持してきましたが、先般こちらも新塗装化が発表されましたね。
 

こちらはなぜだか存在する旧京阪特急塗装。もちろん、特急運転をすることはありません。
 

そしてこちらが坂本ケーブル塗装。他の編成と比べるとやっぱり華があります。
 

車内です。路面区間や湖西の山手、昔は京津の急勾配に挑んでいた車両だけに小回り(というか車両限界?)重視の小柄な車体です。
 

ドアです。一般の鉄道にありそうな両開きのものです。とは言え、少し幅が狭いような気がします。
 

車端部です。2扉車両なためか、奥行きは幾分取られています。仕切り扉は窓の面積が広くないものです。
 

最前面です。運転台直後に座席があるのは京阪電車ではおなじみです。が、やはり車体幅が広くないので仕切り窓の幅もやや狭くなっています。
 

天井です。照明はこの時期の京阪の車両としては珍しくカバー無しの蛍光灯となっています。ささいなところでも、京阪系統は上位にあるべし、という考えがあったのでしょうか。
 

窓です。ドア間5枚の窓となっており、両端は戸袋窓、その間は二段窓となっています。日除けは京阪らしい緑色のロールカーテンです。
 

座席です。ドア間は5+5の10人掛けと言ったところでしょうか。袖仕切りはパイプ構成ですが、機能性はともかくとして優美ですよね。
 

車端部の6人掛けです。仕切り扉の戸袋が無い妻面は肘掛けとしても使用出来ます。
 

最前面の4人掛けです。座り心地は座面はまずまずですが、背ズリが垂直に切り落ちています。短距離利用が主体かと思われますので、あまり気にはならないですね。
 

こちらは座席モケットが変更された車両です。その内全ての編成がこのモケットに変更変更点される予定です。
 

というわけで座席です。京阪で赤いモケットは見たことがないので新鮮ですね。
 

車端部の6人掛けです。座り心地は変わりません。
 

最前面の4人掛け。ドア横にはマガジンラックがありますが、特に何も入っていません。
 

後に設置された車椅子スペースです。切れていますが、柱には非常通話装置が備わります。
 


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