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山陽3000系 量産車

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車内観察日記
山陽電鉄の普通車の主力を担っているのが3000系です。今回は中期車以降の量産車の車両を取り上げます。このグループには3000系の他、冷房搭載車である3050系や、2000系の機器を流用した3200系など様々なグループが存在します。今回はそれぞれ含めて3000系列として紹介しましょう。

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網干線でワンマン運転を行う3200系です。ここ、網干駅は、スルッとKANSAI系列カードが利用できる最西端となっています。

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車内です。製造は昭和40年代、かなり年季が入っています。3ドアロングシートです。

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ドアです。化粧板が貼られたもので、窓は必要十分の大きさ、取り立てて言うほどの特徴はありません(笑)

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中にはこのように化粧板の貼られていないドアも存在します。

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車端部です。仕切り扉は昭和時代製造の車両によく見られるタイプです。下部は化粧板仕上げですが上部はFRP仕上げ、なんだかチグハグですね…。

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優先座席を有する車端部です。モケットが違うだけで一気に見映えが変わります。ちなみに妻窓の戸袋でない側は二段窓で、上段は下降式で開閉可能となっています。

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最前面です。座席も備わりますが、113系 などにも共通する高運転台となっているため、前面展望は望むべくもありません。1次車には運転台側直後にも座席がありましたが、このグループからは廃止されました。

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優先座席バージョンです。姫路・網干方に配置されています。

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天井です。蛍光灯にカバーはかけられていません。画像は集中冷房車のもので、吹き出し口が等間隔に並んでいます。


こちらが分散冷房車のものです。ゴツい機器がぶらさがってます(^^;; またその機器を避けるように短い蛍光灯が設置されています。華は無いですが、車内を暗く見せないようにするための気配りを感じますね。

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窓です。懐かしの2段窓で、日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプのものです。

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座席です。ドア間は8人掛けとなっています。1次車では中央で座席が分割されていましたが、このグループ以降は1つの座席に収まっています。

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車端部の5人掛けです。1次車で存在した下方向に曲がる肘掛は、横一直線に伸びる仕様に変更されました。まぁこれが結局現実的な形なのですが(^^;;

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優先座席です。青系のモケットになっています。座り心地は柔らかくよくバウンズするもので、長時間の乗車では座り直しがいりそうです。基本的に普通車での運用なので、そう長く乗車するケースも少ないですね。

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最前面の3人掛けです。

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最前面からの様子です。これは果たして前面展望と言えるのでしょうか(^^;;

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車内にある温度計です。デジタル式が流行する中、円形をしているのが今となっては貴重品ですね。

 

近年のバリアフリー法施行を受けてか、リニューアルを受けていない編成にもフリースペースを設置した車両が出てきました。

 

それがこちら。座席を短くした関係で、元座席部分の化粧板の色が異なっています。今時元の色の化粧板を調達するより、リニューアル車で使われている化粧板を使った方が安上がりなのは分かりますが、これ、チグハグで貧乏くさいからやめた方がいいと思うのですが・・。袖仕切りは5000系 中期車と同様板状となり居住性が向上しています。

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最後に方向幕。回送でも”OUT OF SERVICE”、試運転でも”OUT OF SERVICE”。それなら一緒にしてしまえ!! なるほど、恐れ入りました。


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