66系初期車投入後しばらくの期間を置いてから、残存していた60系を置き換えるために製造されたのが66系の後期車です。13編成以降の車両が該当します。
おおよそ外観は変わりませんが、前面のガラス面積の拡大、側面上部のラインの色を茶色と白のツートンとするなど、微妙な変更がされています(笑) この時はまだ大阪市交時代、コマルマークも健在でした。
車内です。内装に関しても、初期車と比べてシックなものとなりました。
LED表示の無いドア上です。画像では「反対側」のランプが点灯しています。
最前面です。阪急車とは違いドアとの距離が狭いため、座席は設置されていません。なんにせよ乗務員室との仕切り扉が右側に寄っているので設置できませんが・・。
天井です。ここも初期車同様、蛍光灯にカバーがかけられ、ラインデリアが設置されたものとなっています。
荷棚の側面はシンプルながらもかっこいいデザインとなっていますね。
座席です。初期車と違い、座面がバケットシートとなり、着席定員も9名と、より現実的になりました(笑)
車椅子スペースを有する座席は7名掛けとなっています。初期車と違って車端部ではなくドア間に設置されています。付帯設備は手すり、固定用具に加えて非常用インターホンが増えています。ここは時代の流れですね。
で、時は流れて現在の様子。ベビーカーマークが追加されフリースペースとなっています。
車端部は4人掛けです。座り心地ですが、硬めです。厚めに見える座面も実は全く沈み込まず、短距離利用を念頭に置いているようです。