高野線に在籍する8200系です。南海初の界磁チョッパ制御装置搭載車両です。額縁形状となった前面が特徴です。6連3本の少数派でしたが、まもなく車内更新とともに6200系に吸収され廃系列になる予定です。
車内です。この時期に登場した南海電車では標準的な車内です。そう、違いを探すことができないくらいに(^^;;
天井です。蛍光灯は剥ぎ出しです。冷房吹き出し口が走り、ラインデリアがポツポツと設置されています。
車端部です。まずはなんば寄りの短い車端部です。仕切り扉は窓が小さいタイプです。
最前面です。仕切り窓が大きく直後に座席も設置されているため、前面展望には最適です。
窓です。1枚下降窓で、日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンです。
座席です。ロングシートで、ドア間は6人掛けです。袖仕切りはパイプ式で、傾斜が入っている頬杖がつきにくいタイプです。
長い車端部の5人掛けです。座り心地は、背ズリは相変わらずのプニプニ仕様、座面は少し硬めです。ですがイタズラな硬さではなく、それなりの加減が効いたものと捉えておきましょう。
短い車端部と最前面の3人掛けです。消火器はわずかに出っ張るのみなので全く気になりません。
6200系と並びました。今後は吸収され廃系列になる運命にあるわけですが、どのような気持ちで走っているのでしょうか・・。