Quantcast
Channel: 車内観察日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2034

JR西日本205系1000番台

$
0
0


JR西日本が初めて導入した4扉通勤電車がこの205系1000番台です。4両編成で、阪和線に限定投入されました。外観の特徴としては、この拡大された前面窓です。車内からの展望をよくするためで、この思想は後続の207系や321系にも受け継がれました。


トップナンバーですね。


近年体質改善工事が行われており、側面の行先表示がLED化されました。ついでに号車表示も追加されていますね。

 

阪和線に225系5100番台が大量投入され阪和線の3扉車化が完了して以降は、帯色はスカイブルーのままで奈良線に転属しています。ウグイス帯になれば面白かったのですが・・。

 


車内です。体質改善工事によってかなり印象が変わっており、吊革がオレンジ色になり吊り輪も大きくなったので何だかガチャガチャしています。安全のためなので仕方はありませんが…。


ドアです。化粧板は相変わらず貼られていませんが、両端にはイエローラインが追加されました。また千鳥配置でLED表示機が設置されており、これがまた文字は小さいですが増設したとは思えないほど違和感なくスッキリしています。


最前面です。特筆すべきは中央と仕切り扉の窓。前面窓に合わせて拡大されており、車内からの展望をよくしています。やっぱり、視界がいいと気持ちいいというものです。


座席です。ドア間は7人掛け、車端部は3人掛けです。体質改善工事の際に袖仕切りが改造されており、従来のパイプ部分に仕切りの板が追加されています。立ち席との分離、肘掛けとしての機能を両立した良作と言えますが、後の207系 体質改善更新車では大型の袖仕切りに、新製車の323系ではスペーサーを加えたものになっており、この袖仕切りは西日本の205系でしか採用されませんでした。


優先座席です。和歌山方のドア間は7人掛け丸々指定されているため、14名分もの優先座席が存在します。モケットは緑を地色にピクトグラムを散りばめた新しいJR西日本標準仕様となっています。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2034

Trending Articles