かつて急行用として登場した特急用車両、200系です。東武の伝説の名車、1720系の機器などを流用しており、書類上でも、1700系の車体更新となっています。なお、検札の関係から、一部車両にはドアがありません。よって、東武には直通も含めると「6ドア、5ドア、4ドア、3ドア、2ドア、1ドア、0ドア」が存在することになります。なかなかカオスですね(笑)
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床にはカーペットが敷かれています。
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かつては公衆電話もあったようですが、現在は撤去され、スペースだけが空しく残っています。
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横には自動販売機があります。しかしながら、この自販機の販売価格、なんと駅などで買うよりも20円ほど高めです。列車に乗った時からリゾートの始まりと言うことですかそうですか。今時定価でもなかなか売れない車内の自動販売機、売れ行きがどうなっているのか知りたいところではあります。
車内です。全体的に落ち着いた配色となっています。ビジネス特急と言えば確かにその通り。
デッキ仕切りです。仕切り扉上部にLED表示機が設置されています。
天井です。カバーのかけられた蛍光灯と冷房吹き出し口のみと、必要最小限を地で行きます。
座席です。回転リクライニングシートとなっています。実は、一部編成はこの座席も1720系から掻っ攫ってきています。どんなけ流用大好きなんだと・・。新たに作られたこれらの座席も、1720系当時の座席に近づけて作られています。当時の規準のままなので、少し狭苦しいのが残念ですね。それだけ日本人の体格が向上したということ・・。リクライニング量は絞り目ですね。窓側のテーブルは壁面収納式で、座席を向かい合わせにした時でも使用できるようになっています。この装備は、特急用車両から快速用車両にまで設置されている東武ではお馴染みの設備ですよね。
足元にはバーレストが備わります。ですが、バーレストは、正直個人的にはあまり使い勝手が良いとは言えません。あまり安楽姿勢を取れないというか・・。まぁこればっかりは人によって意見が分かれるところなんですが・・。この座席は後期に新調されたため、背面の収納スペースがバンドとなっています。
デッキ仕切り際の座席のテーブルは、正面設置となっています。他の座席は窓側専用の感じもしますが、こちらは両側の人が使えそうです。面積も十分。
車椅子対応座席です。1人掛けで、固定用具のほか、窓下には非常ボタンも備わります。
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展開してみました。アームレストが跳ね上げられます。ヘッドレスト上部に、2箇所の握るためのツマミがついているのがかわいいですね(笑)
台車に関してはすでに50年を超えている車両もあるわけですが、今後の処遇やいかに。