現在も名鉄のフラッグシップトレインとして活躍しているのが1000系列です。簡単ながら説明を入れますと、画像は一般車として使用される1200系で、7500系の機器流用車である1230系、増結用の1800系、増結用車両で7500系からの機器流用車である1850系が存在します。
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まずは一般車から。3扉転換クロスシートとなっています。
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ドアです。化粧板が貼られたドアで、窓下にはドアレールが走っています。ドア横の握り棒がL字型をした独特なものですね。
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車端部です。妻窓はなく、仕切り扉の窓も小さめです。上部にはLED表示機が設置されています。これが速度を表示したり、文字ニュースを流したりとかなりハイテクです。
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最前面です。一般車に関しても眺望に配慮した作りとなっており、仕切り窓は大きいです。
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天井です。蛍光灯にはカバーがかかっています。その蛍光灯がやや中央に寄っているのが他との違いでしょうか。またラインデリアも、ドア上・しかも外側に取り付けられています。このような配置は珍しいですね。そして、名古屋鉄道名物、直接ぶら下がるつり革も健在です。
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窓です。一枚窓で、日除けは横引きのカーテンとなっています。窓の下辺の桟は肘掛としてならば使用できます。
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座席です。まずは転換クロスシートから。ブラウン系のモケットとなっています。ヘッドレストカバーはビニール製、窓側に肘掛はありません。座り心地ですが、程よい硬さ、と言ったところでしょうか。名古屋を中心として、岐阜や豊橋へ向かう程度なら十分の座り心地です。ただ、窓2枚に対して座席が3脚となっているため窓割が一致しておらず、中央の列では眺望が残念なことになっています。新造車両でこれは何とも・・。
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開いてみました。通路側には肘掛が備わります。この手の座席で肘掛は珍しいですね。座り心地も補助椅子にしてはなかなか上出来です。
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最前面直後のロングシート、2人掛けです。バケットシートとなっています。前面展望はこちらから。ドア横の袖仕切りは肘掛と立ち席分離を兼ねたものです。
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反対側は車椅子スペースとなっています。付帯設備はドア横からL字に伸びる握り棒のみとなっています。
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続いて特別車に参ります。まずはデッキドアから。内折れ式のドアとなっています。降りる際はドアから離れて待ちましょう。
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ゴミ箱も備わります。ピクトグラムで表示。
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デッキ仕切り扉の下にはマットも敷かれています。号車番号まで書かれた独自のものです。
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荷物スペースです。かつては自動販売機や公衆電話を備えた電話室などがありましたが、これらを撤去してスペースをひねり出しています。下段に関しては、セーフティーバーも備わります。ただ、デッキの外ですので、セキュリティ面で不安が残りそうです。
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トイレです。中は和式です。登場が少し早かったので、この頃はこれでもよかったのでしょうね。
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向かいには鏡もあります。名古屋の都心部へ出て行く前に少し身だしなみを・・という時に役に立ちそうです。
窓です。2席に1枚が割り当てられています。日除けはこちらも横引きのカーテンとなっています。
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座席です。一応リクライニングシートとなっていますが、リクライニング量は悲しいほどわずかです。かつては転換クロスシートの指定席であったことから、それの代替としてなら十分、ということなのでしょうか。ヘッドレスト部分にはピローが仕込まれています。座り心地は柔らかく、追加料金360円なら十分なものですね。プチ贅沢程度には最適です。
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座席部分にテーブルはありませんが、窓側には飲料程度なら置くことが出来るテーブルが備わります。ただ、柱部分にかかるテーブルに関しては、このようにカーテンの真下にあると言う残念設計・・。
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1人掛け席です。1編成に2席が存在します。一応車椅子対応席のようですが、付帯設備は特に無く、指名買いすることも出来るようです。
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リクライニングしてみました。比較対象が無いためでしょうか、こちらの方がリクライニング角度が大きいように見えます。恐らく目の錯覚だと思います。一部の編成では、窓下にゴミ箱もあるようで・・。
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デッキ仕切り部には固定式のテーブルが個別に設置されています。まともにテーブルが使えるのはここだけですね。
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続いて名鉄名物、展望席です。展望席としての料金は存在せず、特別車同様、360円で乗車することができます。窓口や自動券売機でも、展望車の有無を選択することが出来、展望車の連結が無い場合は次の列車以降で発券してくれます。
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それがこの座席です。やはり展望に考慮しているため、背ズリは低めです。リクライニングも出来ます。というか、こちらのほうがリクライニング角度大きくないかと(^^;; 実はヘッドレストは回転することにより高くすることが出来るのですが、関西に帰ってきてからそれを知った次第。中京圏にお住まいで展望席に乗車することがある方、その様子を撮った画像を頂けると非常に嬉しいです(^^;;