京都市営地下鉄直通用として登場した3200系です。近鉄初の量産アルミ車・VVVF車となっています。また、このパターンの塗装はこの系列が初めてとなっており、かなり初めてずくしとなっています。運用は近鉄京都線と京都市営地下鉄烏丸線直通の急行や普通から、その運用へ通ずる奈良線の急行などにも使われます。しかし、非常扉の関係もあると思いますが、ライトが外側へ寄っているため少し間延びした顔ですね・・。
車内です。2006年に更新工事が行われた4ドアロングシートの車内です。
ドアです。化粧板が貼られたもので、窓の幅が広いものです。ドア上にはLED装置が設置されています。これも更新工事による設置です。ここはやはり近鉄の定番、字が小さいです(^^;;
最前面です。前面の非常扉が寄っているため、仕切り扉も右へ寄っています。前面展望は少し厳しいですね・・。
天井です。近鉄独特の三角形カバーがかけられた蛍光灯が並びます。ラインデリアも所々ながら設置してあります。
車端部です。貫通扉の窓は小さめです。微妙に窓が右に寄っているのに気が付いたらもうずっと気になってしまいます(^^;;
優先座席を有する車端部です。両側ともに座席があります。
窓です。日よけは爪を引っ掛けるタイプで、この生地も交換されています。
座席です。ドア間は6人掛けとなっています。モケットはやはり交換されており、鮮やかな赤となっています。
車端部の4人掛けです。仕切りは肘掛と立ち席との分離、立ち上がり時のつかまり、座席端部の保護を同時にこなしています。肩周りの余裕が無いのが少し気になりますが、なかなか万能品となっています。
座席を少しアップ。モケットは赤単色ではなく、柄入りのものとなっています。
優先座席です。柄はそのままに、かつてのシルバーシートを思わせる仕上がりです。座り心地ですが、座面はかなり沈み込みが大きい分、背ズリは少し板の如しですね。ただ、背ズリは比較的大き目となっていて、少しばかり余裕を感じます。
車椅子スペースです。握り棒から非常通話装置まで揃えてあります。ヒーターは座席同様下部のみで、上部は完全にダミーと化しています。