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Channel: 車内観察日記
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JR東日本185系

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現在、JR東日本の臨時列車の顔となりつつあるのがこの185系です。元はといえば急行列車の特急化により登場した系列で、登場当初はなんと転換クロスシートを装備しておりました。今やれば暴動が起こりそうな勢いですが、同時期に登場したこれが料金不要にしてほぼ同じ接客レベルを誇っていたことも有り、当時でも首都圏では顰蹙だったようです。「料金自体はボックスシートの急行料金とほぼ同じくらいにしてやったからいいだろ?」というのが良い訳だそうですが・・。ちなみに画像は一昔前に廃止となったホームライナー鴻巣です。ヘッドマークが完全に白飛びしていますが(^^;;


東京駅にて。2015年3月開業予定の上野東京ラインの試運転列車に充当されているときの様子です。


この編成は通称「EXPRESS色」といわれ、上毛三山をモチーフにしたそうです。


その左側には、踊り子色もおりました。特急「踊り子」登場当初はこの塗装をまとっており、当時こだま色ばかりだった国鉄特急形車両にして異色の存在だったようです。


そしてこちらが現在の「踊り子」で使用されている湘南色風編成です。ちなみに画像は今や国内最後の在来線スキー臨時列車となった快速「シーハイル上越」です。これまたヘッドマークが白飛び・・。他にも復刻塗装として、湘南色や157系こだま色になった編成も存在します。


デッキドアです。当初は普通列車としての使用も想定していたことから、ドア幅は特急形車両ながら急行形と同じくらいの幅を有しています。実際登場当初から普通列車の運用も一定数存在していたわけですが、2014年3月、遂に普通列車の運用が消滅してしまいました。


車内です。座席は回転リクライニングシートに改座されており、特急用車両としての水準は満たしていると言えそうです。ちなみに、「シーハイル上越」運転時の撮影のため、ヘッドレストリネンは付いていません。ご了承を。


天井です。照明はカバーがかかた蛍光灯、それ以外は何も無いサッパリしたものになっています。

窓です。1段上昇窓となっています。今や窓が開く特急用車両なんてのも珍しいものです。おかげで冬季走行中は結露が激しいわけですが(^^;; 日除けは横引き式のカーテンとなっています。


座席です。先述の通り、元は転換クロスシートを装備していました。現在は回転リクライニングシートに交換されていますね。この座席は他の特急列車の簡易リクライニングシートの改座にも多く使われているので、座席単品だけで見れば、全国津々浦々どこでも見ることが出来ました。ちなみに改座で漏れた転換クロスシートですが、どうやら滋賀県の某私鉄の1本に今も現役とのこと。あ、懐かしさを求めて乗りに行っても、絶対に走っているという保証はありません。運用は他車と共通ですから・・。



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