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Channel: 車内観察日記
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JR西日本キハ47形7000番台「みすゞ潮彩」仕様車

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キハ47形、列車自体の使い勝手のよさから様々な観光列車に魔改造されているイメージです。有名どころと言えばJR九州の「見た目はすごい、乗り心地とスピードはやっぱり」なD&S特急列車やJR四国の「伊予灘ものがたり」が筆頭となりますが、JR西日本にも観光列車に改造した編成がおります。今回紹介するのは下関-仙崎間で運転されている(た)「みすゞ潮騒」です。2017年1月29日をもって運転を終了し、夏に新たな観光列車として生まれ変わるそうな。
 

指定席車です。ボックスシートが並んでいた近郊型気動車から大変貌、観光列車にありがちな片方向を向いた座席配置となっています。ちなみに自由席車は従来の近郊型タイプのままで、トイレのみ洋式に交換されています。少しだけですがメモリアルとしてお付き合い下さい。
 

天井です。照明は白熱灯を思わせる丸いカバーがついた蛍光灯と、間接照明を組み合わせたものとなっています。ゴツくて冷えない冷房装置はそのまま、これがあるだけでやたら重苦しく見えるので、次の改造では小型化されたものになってくれることを期待しています、幡生の匠(笑)
 

窓です。種車時代に一度体質改善工事が行われており、窓枠が交換されています。山側はその当時のままで、下段は固定式、上段は上昇式となっています。日除けはロールカーテンから横引き式のカーテンに変更されました。大正モダン的なコンセプトだったと思うので、この改造は正解ですね。
 

海側の窓です。こちらは眺望を邪魔しないように、二段窓から一枚固定窓になっています。一部柱には飾り照明を設置していますね。
 

座席です。レザーソファ調で、2人掛けで区切られています。どちらも座席前に固定式のテーブルが備えられています。山側は海側を向いて固定されていますが、海側はクロスシート方向へ向けることも出来ます。

2017年夏から新しい列車が走り始めます。また山口へと向かいましょうか。


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