京阪の中では割と地味な存在の一つであるのがこの1000系です。地味ではありますが、実は戦中・戦後に製造された電車をルーツにしているというなんともワイルドな存在です(^^;; と言っても、種車からの走行機器更新→車体の更新→2度目の走行機器更新・・などの改造が行われているため、種車の機器は全く残っていないというのが実情です。
優先座席を有する車端部です。つり革の留め具を赤色にして区別しています。
貫通扉に寄ってみました。持ち手が大型のものに改造されていることが分ります。しかし、元の持ち手部分の塞ぎ方がなかなかいい加減です(^^;;
最前面です。窓も大きく、座席も設置されているため前面展望が可能です。
窓です。田の字窓が二つ並ぶ独特の配置です。日よけは爪を引っ掛けるタイプです。
座席です。ドア間は8人掛けです。ドア横の立ち席スペースを見ると9人掛けくらいにはできそうです。4+4で仕切られています。袖仕切りは座面部分に化粧板を挟まないパイプ式です。
車端部や最前面は3人掛けです。こう見ると、6000系以降の車両と比べて、微妙に扉位置が多少異なっているのではないかと思う今日この頃。
優先座席です。おなじみの背ズリが黄色でピクトグラムを散りばめたものです。目だって分りやすいです。